◆花屋敷のご令息と庭師
はじまりは
ここから
でした。それがその晩のうちに
こんなカオスな絵チャ
に。
そこからはもう見ていただければ分かるかと…。(暫く日記が花屋敷一色でした)
1:はじまり
2:薔薇の棘
バラよりも屋敷の坊ちゃんが気になる庭師
3:散歩のお誘い
「よう」
自室の窓際に面してるテーブルで読書をしていると、すぐ横の窓が引き上げられた。
夜気に冷えた空気と共に、庭の薔薇の芳香が流れ込んで本のページをめくる。
「何か用でも?庭師さん」
剣呑に答えたはずなのに、庭師は最初に見せた間の抜けた笑い顔のまま窓枠に寄りかかった。
「庭師じゃなくてタケシな。今日満月だろ?明るいし夜の花見なんてどうかな、と思ってさ」
「…知ってると思うけど、僕外にあまり出てられないんだよね。悪いけれど遠慮するよ」
「ああ、長いこと日を浴びれないってやつだろ?だから、今は夜だし。太陽じゃないし、な!」
花屋敷と呼ばれるこの館に、その名の由来となった薔薇の世話をするこの庭師は、3回に一回はこうして
窓からやってくる。勝手に自分のことや、薔薇の状態を話していくだけなので適当に聞き流してやりすごす。
夜にわざわざやってきたことは初めてだから少し面食らいもしたが、この男なら雇われの身だろうと構わず
そうするのだろうと呆れた気持ちで見返す。庭師の遠い後ろで煌煌と冴える月が目に入った。
「確かに満月だ」
一息ついて本を閉じる。
「今日は機嫌がいいから、付き合ってあげるよ」
「体の調子より機嫌優先なのか」
笑って手を差し伸べてきた。なんのつもりか解らず眉をしかめる。
「玄関ホールから出ていくわけにもいかないだろ。窓から抜け出すんだ」
ほら、と言って外へ出ることを促してくる。庭師がくるようになってからというもの騒動を持ちこむことが多々
有ったが、今回のこれが最たるものかもしれない。
窓枠に手をかけ、身を乗り出す。
庭師の手につかまり、月明かりの元に降り立った。
4:月夜の花見
庭師は連れ出すまでは純粋な気持ちで連れ出したと思うんですよ。でもね、ほら、月光に照らされる白い肌とかみてたらさ、絵チャログ一枚目に書いてたけどムラムラと(笑)
5:夜這いその後
庭師を視界に入れないように、合わせる顔がなくてカーテンを閉めた。見えないなら、見なくて済む。
きっとまだ流されたことに混乱してると思います。この後の態度を決めかねている。
そしてまだ続きそうな気がします…。気付いたら日記に増えてるかと。